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2008/11/28

南天の実が美しい庭

冬の訪れとともに、赤い南天の実が色づきを増しています
朝露にきらきらと、まるで宝石のように輝いて幸せな気分
サザンカとおなじように、南天も昔から観賞用に多く庭に
植えられてきました。メギ科の常緑低木で幹は1~2mの
株立ちになり、葉は茎の頂きに集まって互生した出羽状
複葉で艶があり、秋には美しく紅葉します。

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果実は朱赤色で10月頃から熟します。Cimg6700深紅色に染まった南天の葉Cimg6704

毎日小鳥がやって来て、美味しそうに実を摘まんでは
井戸端会議がはじまるのです。

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2008/11/25

山茶花(サザンカ)の咲く庭

サザンカは花の少ない冬に開花しますので重宝し庭に
何本か植えて和の風情を楽しんでいます。また生垣に
も適しており萌芽性の強い、立寒椿がよく使われます。
サザンカは日本原産で、同属のツバキとは区別してい
ますが欧米では同類に扱われています。
サザンカがツバキと違う点は、秋咲き性で原種は白花
花弁は、はらはらと散り葉は小型で葉の裏に毛があり
花は覆輪が多く、絞りや班入りが少ないのが特徴です。

カンツバキ(緋乙女) やや薄いピンク
サザンカに近い種類で、開花期がサザンカより遅く12月
から冬じゅう咲き、葉が厚く、葉の裏に毛がない点もやや
ツバキに似ています。
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カンツバキ(立寒椿)
サザンカが園芸化されたのは、ツバキより遅く江戸時代に
なってからで、品種改良もツバキにみられるような変化に
富んだ花形はみられません。Cimg6680花びらは一重、半八重、八重があります。Cimg6679_2Cimg6676


サザンカ  一重の淡いピンクです。
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サザンカ  半八重のピンクです。
一重も半八重も昔からあるサザンカで、雪中でほんのり
ピンクに染まり咲く姿は、静かな心和むひと時です。
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2008/11/22

晩秋の紅葉

深紅色、萌黄色、枯葉色と野山が錦に染まる晩秋から
初冬の移ろいが好きです。晩秋の時期は人により多少
違うものかもしれませんが、はらはらと散る落ち葉えの
哀愁と、したたかに冬の準備を急ぐ植物の生命の力が
いりまじる今を感じさせてくれます。
紅葉は植物達の復活祭、葉が落ちた後にはもう来年の
芽が生まれ、終わりのようで始まりの時でもあるのです。
昨夜もずいぶん冷えました。朝は手袋がほしいくらいです。


すっかり枯葉色になった、夏ツバキです。
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これはサクラの紅葉、朽ちた葉色にも黄朽葉、赤朽葉
青朽葉と 「朽葉四十八色」と言われるほど日本には
伝統色があるのだそうです。
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深紅と萌黄が混ざる、モミジの繊細な紅葉
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個性的な萌黄色の、銀杏の葉っぱです。
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2008/11/19

悲しみは木枯しに乗って

元気だった叔父の突然の死、途惑いのうちにお葬式と
骨上げをして、お墓に納骨を済ませておりました。
朝から今年一番の冷たい木枯しが吹きつけ、悲しみも
幾重にも広がる思いが、それぞれの胸をおそいます。
死は私達のすべてに生の終点として、一回限りかならず
おとずれるものです。しかし常日頃あくせく暮らしている
私達にはたいていの場合、死の存在を忘れています。
急に愛する人や知人の死に直面しますと、いままでよそ
ごと視していたかのような死が、たちまち身近な深い悲
しみに引き入れられ、生者必減といったふうなあのいい
知れぬ感慨におそわれるのです。

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いろいろ有難う御座いました。
安らかにお休みください。ともに過ごした子供の頃の
楽しく暖かな日々を忘れる事はありません。
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2008/11/16

コダチダリア(Dahlia imperialis)

メキシコ原産のダリアの原種で、別名「皇帝ダリア」とも
よばれています。高さは3~4mにもなり、見上げるほど
伸びた茎の先端に美しいピンクの花を咲かせています。
最近ご近所の庭先でも、時々見かけるようになりました
家のは三年目になりますが、まだ株は増えず大、小の
二株が毎年育ち、開花をはじめています。
庭植えやコンテナガーデン用に品種改良された最近の
ダリアとはまた違った、ダイナミックな迫力美があります。
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茎は充分直径10cmはあるでしょうか、竹のように20cm
間隔で節がみられ、ノコギリで切り落とすほどの丈夫さ
です。一枚一枚の葉は小さいのですが、節の両脇から
伸びる枝は50~80cmにもなります。
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このコダチダリアは、11月の中頃から日照時間が短く
なると開花する短日植物で開花期と降霜期が重なる
寒い地方では寒さに弱い性質上、露地栽培は難しい
かもしれません。花後は地上部を切り、藁なので覆い
冬越しをします。切った茎は節ごとに切り分けて鉢に
挿し木をして、暖かい場所に管理しておくと春には芽
が出て増やすことができます。
↓の写真は京都植物園で、去年撮影したものです。
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2008/11/13

11月の、美しいバラたち ③

何時までも暖かかった今年の秋ですが11月の半ばになって
ようやく晩秋の移ろいを感じるようになりました。
低い気温では、蕾も時間をかけてゆっくりと開花します。
バラの花はぐっとひきしまり、花びらの数も増え厚みを増して
うつむき加減に咲く花姿には、愁た美しさがあります。

つるアイスバーク  春の咲き誇る姿は氷山のごとく美しく
別名はシュネービッチェンと、
Cimg6609フロリーバンダ・ローズのピローファイトです。Cimg6608


隣りのバーゴラには、アンゼェラのローズ・ヒップです。
花と実が競い合うのは、秋なればこその風情です。
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マスケラード(F)
四季咲きの変色バラで、黄からピンク、赤えと変わり
花姿はチャールストンに、よく似ています。
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ヨーク・アンド・ランカスター(D)
バラの魅力のひとつに、ローズ・ヒップがあります。
一重や半八重のほぼすべてに実がなり、花の大きさに
比例して大きな実がなり、形はいろいろです。
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コンプリカーター(HGal)
大きな実がたくさん付き、時々バラ酒造りを楽しんでいます。
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カスクドール(デルバール)
ポヮ~とした、とてもやさしい黄色が好きです。
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ソフィーローズ(ER)
深紅の大輪です。何度も返り咲くお得なバラです。
Cimg6601_2このジャックマニーも秋遅くまで咲きつづけます。Cimg6581


ジャックマニー(クレマチス)の紫と深紅のバラがアーチにからみ
虫食い葉や、色あせた枯れ葉が残秋の情緒を濃くしています。
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2008/11/10

開炉のとき

庭先には小菊や石蕗(ツワブキ)が咲き、紫式部の美しい
実が心を和ませてくれます。北国からは初雪の便りも間も
なく届きそうです。お茶のお稽古もこの季節に炉を開きます。
利休居士は「柚子の色づくを見て」とその時を教えています。

炉を開くとともに、茶席の趣きも夏とはまた一変いたします。
重厚で大ぶりの道具が取り合わされて、厳粛な雰囲気です。
掛け軸の「吹毛(すいもう)」は鋭利な剣の事で、常に磨き続
ける心、修行に終わりの無い意味の禅語です。
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茶花は夏ツバキの照り葉と、石蕗の黄色い花です。
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秋もおわりとなるにつれて、茶壷に残るお茶も少なくなり
わずかなお茶を大切にしてこの年の名残に、残りのお茶
で茶事をする、ある意味ではわびしい趣を含んだ茶事が
あります。これを「名残の茶」と呼び、改まったしつらえを
せずむしろ有り合わせの気持ちで、お客様をむかえます。
そして名残の茶のあとは開炉につながることになります。
五月から使い慣れた風炉から、太陽の光や朝夕の気温
に変化がはっきり現れる11月には、暖が嬉しい炉に変わ
るのです。お茶は移りゆく時期をとらえて、お道具の組合
わせや料理、茶花さらに茶室の採光に至るまで配慮して
季感を表したおもてなしをいたします。
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お稽古場の風景です。
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2008/11/07

お散歩気分で・・・リハビリを

術後から装着していた装具をはずして、可動域訓練を
するようになりました。まず両手をしっかりと前後にふって
歩くのですが、にぶい痛みが右腕の手先まではしります。
足を止めて見上げると、色とりどりに染まった桜の葉っぱ
愉快にダンスしながら、素敵なドレスを自慢しているのかな。
頑張って、と囁くように風が私のそばをかけてゆきました。
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庭には小菊が咲きだしています。み~んな秋の色。
毎年楽しみな京都の紅葉は、今年はおながれですが
家のそばにも、こんなに素敵な秋がいっぱいです。

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2008/11/04

11月の美しい、バラたち ①

何時も思うのですが、秋バラの美しさは春のきらきらした
活気溢れんばかりの姿とは違い、しっとりと落ち着いた
優雅な大人の女性を感じさせてくれます。
日は目立って短くなり、そろそろ立冬を迎え冬えの準備が
心のなかに働きかけるのかもしれません。
バラの季節がもうすぐ終わる、最後の名残を惜しむように
一輪、一輪がいとおしく、そんな気持ちがよけいにバラが
美しく見えるのかもしれませんね。

つるバラの庭の基本色、ピンクのバラを集めました。
カリーナ(HT)
淡いピンクは春よりも濃い目にでて、花びらの枚数も多い

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ピーチシャーベット(F)
春から晩秋まで咲きつづける、優等生のバラです。
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ヘリテージ(ER)
花姿も優雅な、美しいピンクで香りも豊かです。
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つるブルームーン
晩秋まで繰り返し咲き、やや病気に弱く葉がすぐ落ちます。
ピンクというより青紫系のバラです。
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バレリーナ(HMsK)
気温が下がるほど、濃いピンクがでます。
とても可愛らしいつるバラです。
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11月の美しい、バラたち ②

色彩豊かで個性的なバラたち
秋の紅葉の深まりのなかで、黒バラや赤いバラが
とても魅力的です。
天高く澄み切った空の下で、爽やかなこの季節なら
ではのバラの美しさを楽しんでいます。

カプチーノ(F)
茶色系のバラで、素晴らしい香りを持っています。
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ランドラ(HT)
黄色のバラは他のバラとの配色が難しいと思われがち
ですが、あんがい赤やピンク紫系ともうまく調和します。
本数が少ないのが好いようで、庭が引き締まります。
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マドリガル(マルチブルーミングローズ)
ブラック・ティーと呼ばれる、深みのある真っ赤なバラ
秋は肌寒くなり暖かみのある色が恋しくなるのでしょうか
春とは見違えるほど、魅力的な花色です。
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チャールストン(F)
変色花として有名なバラで黄、ピンク、赤に花色を
変えて行きます。四季咲きの多花性で咲き進むと
もっと濃い赤色に染まりきれいです。
1本だけでも、お庭が華やいでみえますよ。
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11月4日(火)、朝のつるバラの庭です。

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2008/11/01

秋の日のとまどい

まだ汗ばむ9月の終わりに、身近な日用品を旅行カバンに
詰めて、右肩の関節脱臼の手術のため入院した。
青々と茂り涼しい木蔭をつくっていたハナミズキは、すっかり
ワインカラーに染まり少しでも遠くえ旅立とうと、誘い風を待っ
ているように見えた。「お姉ちゃん、家についたわよ」・・・・と
私のカバンを持ち上げて、落ち葉の階段を駆け上がっていく
もう一ヶ月がたったのか、動かない右手をかばいながらふっ
と、ため息がでた。~紅葉のまっただなかに~

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夢のなかの出来事のような、世間とは隔離された入院生活。
痛みと戦い、人のお世話になるありがたさが身にしみる日々
思うのはごくあたりまえに色づいていた、この自然の景色の
ように染まってゆけたら・・・・・・
これからもよろしく、おつきあいくださいませ。

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★病院のスタッフの皆様、大変お世話になりました。
お見舞いくださった皆様、励みになりました。★


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